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名探偵コナン映画第6弾「ベイカー街の亡霊」





(今回のコナンの映画はいろんなFANサイトでも波紋を呼んでいますね。
もちろん、さすがお話は面白くて、見に行く価値十分なのですが、
それを「コナン」として捕らえるとどうなるか、という問題なのでしょうか。
気になるのは、次回の脚本さんがどなたになるか、なのですが(笑))





公開初日に見に行ってまいりました。
何故か私が見た会場では、同じ年くらいの学生さんが主で、小さい子供さんが見当たらなかったため、素直な子供の反応が拝見できず、残念でした^^;
それにしても普通の映画館でしたのに何故。

映画終わった後に、5千円近くもグッズを買っていた同年代の女子学生にびっくり。
私も欲しくてたまらなかったのですが、とりあえずはパンフしか購入するお財布の余裕がありませんでした。
春は欲しい家具がいっぱいなもので(苦笑)


今回も、アクション満載、恋愛要素はほとんどなくなってしまって残念だけれども、冒険ものとしてはかなり楽しめました!

あの権力者の息子たちもいい味出していて。
(ヒロキくんのなんか服部と新一を足して2で割ったようなもしくは、沖田君っぽい容姿に、思わずわわ♪と喜んでしまいましたし・笑)

でも、ちょっと言わせてもらえば今回は今までの作品の中では異質でした。
キャラの性格が…微妙に時々引っかかると言うか…
(些細なところで言えば、蘭が自ら、あのトロピカルランドでの新一とのことを「デート」と言ったところも。両想いと言えど、まだ新一と蘭は付き合っていませんし、蘭も口では否定しています。そんな微妙な関係が魅力なので、こう肯定するセリフはらしくないのでは…。あくまで他の人にはデートと公認であっても、蘭と新一にとってはまだ「幼馴染と一緒に遊びに行った」ことだったはず、とか^^;)

というのも、今回は脚本の方がいつもの古内さんではなく、あの乱歩賞で有名な野沢尚さん。
その実力はもちろん高くすごいものでしょうし、コナンは一応読まれたでしょうけれども、やはりファン解釈とは違うところがあるのではないかという印象でした。



『コナンを追い詰めて「もう駄目だ」って言わせて見たかった」
とおっしゃっていた野沢さん。

でも、そこで「もう駄目だ」とは決して言わないのがコナンという、大きな固定概念を持っていましたので、そこがちょっと根本的に違うかしら…
という印象を持ってしまって。

コナンを助けるため、自ら飛び降りる蘭。
仮想世界と言えど、蘭を守れなかったことに対してかと思ったら^^;、この事件を解決出来なくなった、と呆然自失してしまうコナン。
長年コナン(新一)ファンをやってる者としては、これも「彼らしく」なくて。
新一のポリシー、在り方として、「何があっても諦めない。最後の最後まで動く」っていうのがあると思っているので。
かつて、蘭に「身近な人が犯人だったら、どうするの?」
と聞かれた時に、「最後の最後までそうでない可能性を探してから・・・」と
答えたように。

それが、まして一番大切な人にまで辛い選択をさせてしまったことならば、そこで諦めるはずがない、と・・・
仮にもしそこで感情のたがが外れるとすれば、新一(コナン)なら激昂する方だというイメージ(そして哀や博士にたしなめられるとか)が、今までの云年の連載で培われていただけに、う〜ん、^^;

となんか辛口で申し訳ございません^^;
きっと、今回の脚本の野沢さんが、青山先生の「コナンと蘭のラブストーリーにしてほしい」という要求を断ってしまわれたのが、私含め新一&蘭ファンとしては少し残念だったのかも。



野沢さんは「もし、次に脚本を書くことがあったら、蘭とコナンと哀の三角関係を書いてみたい」
とおっしゃっていましたが、野沢さんはヒロインとして蘭よりも、哀の方に惹かれるとおっしゃていた点も含め(青山先生は蘭をすごく大切にしてらっしゃいますし)、原作の青山先生の雰囲気と野沢氏の解釈には少し違いがありますので、個人的にはそれはお控えになって欲しいです〜^^;



「蘭とコナンと哀の三角関係」
この問題は、コナンを読み出したばかりのファンは必ず一度は思うところだと思いますが、ファンになればなる程、あまり触れられないものとしていたのは、
この3人の場合、哀は決して自分の気持ちは明かさないでしょうし、コナンもとい新一と蘭は2人共、恋愛方面の察しは自分達に関わることとなると、思いっきり鈍感ですから(笑)、
結局のところ、哀ちゃんが切ない話にしかならないんじゃないか…
という場所に行き着くからではないかと思っております。
哀ちゃんにも(出来たら光彦と^^;)幸せになってほしい身としては、それも嫌ですし。

恋愛の機微に聡い新一(コナン)や蘭っていうのは、どうもらしくない上、何より今の時点で蘭がそこに加わるには、コナン=新一と知っていると確定するか、もしくは遠くにいると思っている新一のそばに「宮野志保」という女性がいるかもしれないという、「誤解」を持たなければならないとか、色々制約もありますので^^;

もちろん、今回も作品としてかなり面白かったのですけれども、出来たら7弾は元の脚本さんに戻って欲しいかも^^;



でも、今回は冒頭で発明品の説明がなかったことでも分かるように、あの特殊道具なしで、現実的でない舞台ながらも、その中では現実的に事件を解決して行ったのは、見所でした。
あのアガサ博士の発明品は、言わば万能兵器ですから(笑)、それに頼らないのもまた一興かとv

ちゃんと新一の言葉をあれだけ覚えている蘭ちゃん!感心しましたv
愛ですよね〜(笑)
、あのコナンの常識外れな見事な身のこなしと度胸とかけ引き、必殺兵器無しの等身大での攻防アクションは惹かれるものがありましたv

そして、少年探偵団のコナンへの友情が描かれていたのは嬉しかったですねv
ただ、彼らもいるだけではないってことが現れていて。

予告にあった哀のセリフ
「あたなが、私たちのホームズなんだから・・・」
コナンに絶対の信頼を置き、必死にまたコナンを守ろうとした少年探偵団も、十分に活躍でした。
退場は早くとも、その心根は本当訴えかけるものがv
みんな、純粋でいい子達ばかり(^^)
そういえば、光彦くん、ちゃっかり哀ちゃんに上着を着せてあげて、歩美ちゃんもしっかり庇って・・・いい男しておりましたv


アクションは相変わらず派手!劇場で見るとますます圧巻で、驚くほど身軽なコナンの対術も見惚れる格好良し(笑)
優作さんの活躍も、コナン(新一)とはまた攻め口の違う大人って感じで素敵でした。

残された謎と言うかツッコミ(?)

その1.
蘭の「コナンくんはやっぱり新一なの?」疑惑は、どうなってしまったのかしら。
ネタ振りだけで、蘭ってばあっさり納得してしまって、いつもよりもお気楽な感じ。
ま、今回は新一と蘭よりも、新一と優作という、親子の絆を書くことを目的としていたみたいなので、そんなものでしょーか^^;

その2.
そういえば、政治家の子、重役の子、狂言師の子は今回の仮想世界での事件で改心たようだけれども、諸星くん(というと、思わず光GENJIを思い出してしょうがないのは、もう10代後半のお姉さんだからでしょうか・笑)は、ヒロキ君が乗っ取っていたのだから、悪い性格のまま…?
終わったあと、状況把握してなさそうな様子を見ると、記憶はなさそうだし^^;

その3.
ヒロキくんの自殺。
これは名探偵コナンの世界としては異例な気がしました。
たった10歳の子が自殺・・・痛いです…
犯人の自殺はじめ、自ら命絶つことをタブーとする姿勢でずっと描かれていた(以前作者さんもおっしゃっていましたし…)コナン界でしたので、こういう始まりはある意味、ショッキングなことでした。
果たしてこれからは、こういう可能性もあるということなのでしょうか。
「公共の利益のために喜んでこの身をささげよう」というセリフがキーになったと言うのも、同じ理由で引っかかったところです。
「自己犠牲」はこの物語では否定されるべき要素だと思っていましたから…

そんな風に今回は色々、「何か違う」ものがあって少し複雑でしたけれども、名探偵コナンの「これから」がどうなって行くかによって、この作品の印象も変わっていくのかもしれません。

最後にコナンが指摘していたように、ヒロキくんは、ただ子供達に「自分達で頑張ること、切り抜けること、協力、思いやる気持ちの大切さ」などを分かってもらいたかっただけなんですよね・・・

天才と言えども、たった10歳の子がそこまで願わずにはいられなかった世界というのも、切ないものです。


その4.
青山先生の原画、最後のコナンと優作の会話のところと、途中のコナンの表情しか見つけられなかったのですが(やっぱり見るからに違う!素敵)、もっと他にあったのかしら?
高木刑事、佐藤刑事が出なかったのも残念&意外。千葉君はいたのに^^;


犯人が最初に分かっているという展開、そして悪事を働いたのはヒロキ君のために動いた人工知能、ってのが今までとは違う演出で良かったです。

現実世界で動く工藤優作、そして仮想世界で奔走する新一(コナン)、格好よい親子タッグが見れたのは、やっぱり嬉しい収穫v
有希子さん姿のアイリーンなどの遊び心も散りばめられていて。
ストーリーもいつもよりちょっと難解で凝っておりましたし、コナン君たちの純粋で痛快なアクションも見所♪
冒頭からいきなり長く英語&字幕で、小さい子にはびっくりだったかもしれませんが^^;

そうそう、今回主題歌でした、相変わらず格好良いB'zの曲「Everlasting」、
今日何気なくつけていたワイドショーで「今のところ発売予定は未定」とか言われておりました(汗)
でしたらぜひ、アルバム収録を!(願)

ちゃっかり「最愛の女性」として、有紀子さんそっくりにデザインされていたのが、のろけっぽくって優作さん♪
でも、そういえば、彼女って別にホームズの作中では「最愛」とは称されていないはず…?^^;
次回の映画7段は、平次登場とのこと。
映画での登場は久々ですから、かなり楽しみですvv

コナン、今回の映画も本当楽しくて、感想では色々書いてしまいましたが、見に行く価値のあったものだと思っておりますv
ただ乱歩賞の方を脚本に起用されたことで、青山先生の意思や今までの流れとは雰囲気が変わってしまったことが、ちょっと引っかかってしまった部分もありますね。
やっぱりきっとそこには「大人の事情」、ってのもあったかのようなことを裏ヨミ出来なくも無い様子ですし…^^
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